元野球選手チュ・シンスが年俸を自発的に削減した秘話を伝えた。
15日に放送されたMBC ‘ラジオスター’にはチュ・シンス、ク・ヘソン、クァク・シヤン、ユン・ナムノがゲストとして出演した。
この日、チュ・シンスは「韓国に戻った初年の年俸は27億だった。翌年も27億を受け取った。3年目には韓国プロ野球にサラリーキャップが導入されて10億を削減した。私がずっと27億を受け取ると他の選手が受け取れないから10億を削減することを先に話した。そうして削減していくうちに年俸が3~4億しか残らなかった」と語った。
1年後にアメリカに戻ろうとしたというチュ・シンスは「1年の韓国生活をしながら多くのことを感じた。韓国は年齢差による先輩後輩の上下関係が厳しいじゃないか。しかし、この後輩たちが仲間のようで弟のように感じた。後輩たちが野球にもっと集中できるように助けたいという欲が生まれた。だから4年までやることになった。それから球団に行って年俸は受け取らないと言った。規定上お金を全く受け取ることはできないので基本年俸3000万ウォンだけ受け取った。それも寄付すると言った。そうしたら年俸削減率が98%になった」と話し、注目を集めた。
キム・グクジンが「(年俸削減率98%は)世界的にも初めてではないか」と尋ねると、チュ・シンスは「おそらく簡単には破られないだろう」と自負した。
一方、‘ラジオスター’は毎週水曜日午後10時30分に放送される。
[イ・セビン スタートゥデイ 客員記者]