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“変わったね、変わった”...『モーテルカリフォルニア』イ・セヨン、史上最高の「後悔女主人公」の歩み

LEE Dakyum
入力 : 
2025-01-19 09:26:37
『モーテルカリフォルニア』。写真lMBC
『モーテルカリフォルニア』。写真lMBC

『モーテルカリフォルニア』のイ・セヨンがナインウとチェ・ヒジンの結婚の知らせを聞いて嫉妬の涙を流し、史上最高の「後悔女主人公」の行動で過剰な没入を引き起こした。

18日に放送されたMBC金土ドラマ『モーテルカリフォルニア』(脚本イ・ソユン、演出キム・ヒョンミン、イ・ジェジン)では、カン・ヒ(イ・セヨン役)がモーテルリモデリングプロジェクトの現場責任者として故郷「ハナ邑」に戻り、完全に終止符を打った初恋のユンス(ナインウ役)と再会する姿が描かれた。

この日の放送では、親友のアラム(イ・ソイ役)からユンスの結婚の知らせを聞いたカン・ヒが混乱する様子が描かれた。ユンスが結婚する夢を見たカン・ヒは、夢の中で冷酷に変わってしまったユンスと狐のような花嫁の姿を見た後、悪夢から目覚めるとすぐに「ハナ邑」に行き、ユンスの婚約者がどんな人なのか確認することに決めた。

これまで全身で拒否してきた「ハナ邑ブーメランモーテルリモデリングプロジェクト」の現場責任者を引き受けることに決めたカン・ヒは、ソクギョン(キム・テヒョン役)と共にサングラスとスカーフで完全武装してハナ邑を訪れた。しかし驚くべきことに、そのプロジェクトのクライアントが父親のチュンピル(チェ・ミンス役)だった。

連絡を絶って生きていた娘カン・ヒが自分の前で生面知らずの男のふりをすると、腹立たしかったチュンピルはプロジェクトを白紙化しようとしたが、カン・ヒが持ってきた企画書の内容が過去に自分と幼いカン・ヒが交わした「夢のモーテル」をモチーフにしていることに気づいた後、カン・ヒの止められない演技に参加することにした。

チュンピルとのクライアントミーティングを無事に終えたカン・ヒは、ハナ邑の人々の目に留まらないよう急いで町を抜け出そうとしたその時、運転中のユンスとナンウ(チェ・ヒジン役)の車と事故が起こりそうになった。カン・ヒは驚いたナンウを抱き上げて車から降ろすユンスを見て、ナンウがユンスの結婚相手であることを直感した。

遅れてカン・ヒを見たユンスは戸惑いも束の間、近づいて喜びを表したが、カン・ヒは「誰にも知られず静かに仕事をして帰るつもりだから、噂を立てないで」と線を引いた。さらにカン・ヒは「いつまで滞在するの?」というユンスの質問にクリスマスだと答え、二人は「初恋の終わり」を宣言した昨年のクリスマスを同時に思い出し、ぎこちなくそれぞれの道を別れた。

このようなカン・ヒの姿を横で見守っていたソクギョンは、これまでカン・ヒが「ハナ邑」行きを拒否していた理由がユンスのせいであることを直感し、カン・ヒは「ユンスは私の初恋ではなく、私の救い主だった」と語り、9歳からずっとそばにいてくれたユンスのおかげで自分がめちゃくちゃにならなかっただろうと打ち明け、ユンスに対する変わらぬ愛情を示し、見る者の心を打った。

一方、カン・ヒの偽装作戦にもかかわらず、ハナ邑の人々の間ではカン・ヒが戻ってきたという噂が瞬く間に広がった。この時、ギャング(カンヒファミリー)のメンバーであるアラムは、カン・ヒについてささやく村人たちの姿に腹を立て、カン・ヒの恋人が「ホテル相続者」であるソクギョンだと自慢した。しかし、口の多い田舎の人々はカン・ヒとソクギョンについて出所不明の話を広め始め、「陰の男」として包装されたソクギョンの話は結局ユンスの耳にも入ってユンスを心配させた。

カン・ヒはユンスの結婚相手が誰なのか気になり、ユンスが席を外している間にユンスの動物病院に直行した。カン・ヒは美しく、愛らしく、しわのないナンウに嫉妬が芽生えた。何よりカン・ヒはユンスに対する愛情が溢れ出るナンウの姿に心が煮えたぎるのを必死に隠した。

カン・ヒの男が気になっていたのはユンスも同じだった。ユンスは偶然に怪我をした子犬を助けるソクギョンを手伝うことになり、ソクギョンに関する悪い噂が事実ではないことに気づき安心しながらも、一方でほろ苦い思いを抱いていた。

その中でカン・ヒが動物病院に来ていたという事実を知ったユンスは、胸が高鳴りすぐにカン・ヒを探しに出た。悲しい気持ちを酒で紛らわせていたカン・ヒは「二人はよく似合う」と叫びながら激しく泣いていた。

ユンスがモーテルカリフォルニアに来てカン・ヒを寝かせた瞬間、カン・ヒは夢の中でユンスを掴んで「クマちゃん、私との約束を一つも守っていない。どうして痩せたの?メガネはどこに売り飛ばしたの?」と文句を言い、ユンスは昔のように「太るよ。メガネもまたかけるよ」と答えた。これにカン・ヒは「いいよ。他の女と会うなんて」と言った後、再び眠りに落ち、ユンスは「そう言うお前はどうなの?」と心の痛みを表し、鼻の頭をきゅんとさせた。

その一方でカン・ヒのハナ邑での生活が長引き、ユンスとナンウの姿を頻繁に目撃するほど、カン・ヒの心の痛みはますます大きくなっていった。その中で物語の終わりに、押し込めていたカン・ヒの感情が爆発してしまった。

ユンスとの思い出が詰まったアイスクリーム店に一人で訪れたカン・ヒは、ちょうど店に入ってくるユンスとナンウを見て身を隠した。仲睦まじいユンスとナンウの姿に恨みと嫉妬が爆発したカン・ヒは、二人に気づかれないように店を抜け出し、ユンスと初めて出会った小学校で一人涙を流した。

その時、思いもよらずユンスがカン・ヒの前に現れた。ユンスは「どうして泣いているの?」と尋ね、カン・ヒは「変わったね、変わった」と恨みの涙を流した。これに数多くの思い出が色づいている「ハナ邑」で出会い、感情の渦に巻き込まれているカン・ヒとユンスの今後がどうなるのか、二人のそばにいるソクギョンとナンウとの四角関係のロマンスが今後どう展開されるのか、興味が高まった。

一方、『モーテルカリフォルニア』は田舎のモーテルで生まれ、モーテルで育った女性主人公が12年前に逃げた故郷で初恋と再会し、経験する波乱万丈の初恋リモデリングロマンスである。毎週金曜日と土曜日の午後9時50分放送。

[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]

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