イ・スンシルは北朝鮮には敬語がないと明らかにした。
19日午後に放送されたKBS2のバラエティ番組『社長の耳はロバの耳』(以下『サダンギ』)には、イ・スンシルと彼の一団が登場した。
この日の放送でイ・スンシルは「私たち脱北民は孤独に来て、夫に会って暮らしている。でも私には親がいるのよ。義理の両親が冷麺を持ってきてくれたので、私は『醤油をかけて!唐辛子をかけて!』と言ったら、『かけるって何だ』と言われた。でも北朝鮮ではそう言うじゃない」と答えた。
続けて「『みんな連れて来て』と言ったら、『義父にどうやって連れて来いと言うのか。お仕えすると言わなければならない』と言われた。お仕えするのは将軍様にだけ使う言葉で、親にどうしてお仕えすると言うのか。『~様』という言葉もない。お年寄りという言葉もなく、ただ『年寄り』と言う」と付け加え、パネリストたちを驚かせた。
『サダンギ』は毎週日曜日午後4時45分にKBS2で見ることができる。
[ソ・イェジ スタートゥデイ 客員記者]