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『宝島』のホ・ジュンホ、格が違う悪役の品格

LEE Dakyum
入力 : 
2025-03-23 17:41:23
『宝島』。写真lSBS
『宝島』。写真lSBS

俳優ホ・ジュンホが格が違う悪役演技で熱い評価を受けている。

ホ・ジュンホはSBSの金土ドラマ『宝島』(脚本イ・ミョンヒ、演出ジン・チャンギュ)で非公式実力者「イム・ジャンソン」役を演じ、毎回ゾクゾクする演技で緊張感を高めるだけでなく、金と権力の前で物を選ばない姿で歴代級のシーンを生み出している。これにより、ホ・ジュンホが作品に火をつけ、ぞっとするオーラを誇示した名演の瞬間を振り返ってみた。

#6話(残酷な策略)

劇中、ホ・ジュンホは自分の利益のためなら誰でも犠牲にする残酷さを見せた。第6話でジャンソンはソ・ドンジュ(パク・ヒョンシク演)を記憶喪失だと判断し、チョン・グホ(ジュ・ヨンウ演)に誘拐を指示し、水責めまで行い、悪辣さの極致を見せた。彼はドンジュが最後までスイスの口座のパスワードを言わないと、ホ・イルド(イ・ヘヨン演)を送り、自分がドンジュを助けたかのように装い、ゾッとさせた。

#8話(絶対権力者の威厳)

ジャンソンはすべてを操る絶対権力者としての面貌が強く現れた。ジャンソンはイ・チョルヨン(チェ・グァンイル演)大統領が「国愛基金だけで私がやりたい政治を十分にできる」と言うと、揺るがない目つきと冷静な声で「私が? ではなく、私たちがやりたい政治です」と言い、先手を取った。さらに「大統領は5年だけ来て去ればそれで済むが、その次は?」と雰囲気を圧倒した。続けてためらうことなく大統領を利己的な奴だと言い、見る者の心臓をドキドキさせた。

#10話(悪辣な悪行)

ジャンソンは自分の部下にも悪辣な悪行を行い、家庭劇場に公憤を引き起こした。彼はドンジュを処理することが計画通りにいかないと、怒りに耐えきれず目の前にある名札でイルドを容赦なく叩きつけ、皆を驚かせた。彼は「後輩に血を見せてしまいましたね」と怒りを抑えながらイルドの血を拭いて、視聴者を仰天させた。その後、ジャンソンはドンジュをどう処理するかの対策を講じるよう指示し、終わりのない悪行を見せた。

このようにホ・ジュンホは独自の存在感でイム・ジャンソンキャラクターを完成させている。彼は特有の威圧感あふれるフォースと冷笑的な表情、強烈な目つきで名不虚伝の演技力を証明している。これにより、ホ・ジュンホが激動する展開の中でイム・ジャンソンの後半の物語をどのように展開していくのか注目される。

一方、ホ・ジュンホをはじめ、パク・ヒョンシク、イ・ヘヨン、ホン・ファヨンなどが出演する『宝島』は毎週金曜日と土曜日の午後9時50分に放送される。

[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]

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