go to news

detail

うつ病のせい?...『それが知りたい』、小学生を殺害した教師名在完の実体を追跡

LEE Dakyum
入力 : 
2025-03-28 09:43:48
『それが知りたい』。写真lSBS
『それが知りたい』。写真lSBS

『それが知りたい』では、生徒を殺害した教師名在完の話を扱う。

29日に放送されるSBSの教養番組『それが知りたい』では、小学校1年生を学校で無惨に殺害した教師名在完の実体を追跡する。

消えた子供と怪しい息遣い

2月10日午後4時半頃、大田のある学校に到着した美術学院の運転手は、玄関前でいつも通りインターホンを押した。保育教室にいる1年生のキム・ハヌルちゃんを迎えに行くためだった。しかし、その日、ハヌルは降りてこなかった。10分後に再びインターホンを押すと、保育教室の先生は子供がすでに教室を出たと答えた。ハヌルが消えたのだ。

「一人で元々よく降りてくるのに、彼女がこんなことをするはずがない...今、誰かがハヌルの携帯電話の前で息を切らしているんだけど?」 -当日キム・ハヌルちゃんの両親の通話音声

連絡を受けて急いで駆けつけた両親は、警察と共に学校の内外を捜索し始めた。緊急事態に備えて子供の携帯電話に周囲の音を聞くことができるアプリをインストールしていたが、成人女性の怪しい息遣きだけが聞こえてきて、さらに心配になったという。何事もないことを切に願っていた両親に、しばらくして聞こえてきた青天の霹靂のような知らせ。学校の視聴覚室でハヌルが凶器で刺された状態で発見されたのだ。

面識のない生徒を殺害した教師

学校内で起こった恐ろしい惨劇。まだ小学校1年生のハヌルを数十か所も凶器で刺して殺害した犯人は、子供の携帯電話の近くで怪しい息遣いをしていた中年女性だった。自傷行為で傷を負い、ハヌルの横に横たわっていた女性は、すぐに病院に搬送されたが、確認された彼女の身元に衝撃が加わった。加害者は、まさにその学校の教師、名在完だった。

「どんな子供でも構わない。共に死ぬつもりで最後に来る子供を刺した。」 -事件捜査警察

事件発生のわずか10分前まで友達と一緒にいたハヌル。名氏はあらかじめ凶器を準備し、視聴覚室に隠しておいた後、1年生の保育教室から最後に出てきたハヌルを誘い出して殺害したのだ。最も安全であるべき学校で、どうしてこんな恐ろしい犯罪が発生したのか。名氏は一体なぜハヌルをこれほど残酷に殺害したのか。

名在完とは誰か

25年目の教師名氏を経ていった生徒や保護者たちは、彼女を優しい先生として記憶していた。名氏はなぜ殺人者に変貌したのか。彼女はうつ病の治療のために昨年の2学期に病気休暇を取り、その後6ヶ月の病気休暇も申請したという。しかし、21日後に突然復職申請をし、受け入れられ、今年の2月の新学期に出勤してから1週間で犯行を犯したのだ。

果たしてうつ病のせいだったのか?病気で休職していた名氏が急いで復職を申請した理由は何であり、復職が容易に許可された理由は何か?犯行前にも奇妙な前兆症状を示していた名氏。殺人を防ぐことができる時点と方法は全くなかったのか。子供を学校に送るのが怖いという保護者たちの心配は解消されるのだろうか?

名在完の話を扱った『それが知りたい』は、29日午後11時10分に放送される。

[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]

アクセスランキング

to top