
2025年に公開された韓国コンテンツの中で、ディズニープラスグローバルおよびアジア太平洋地域で最も視聴された「ハイパーナイフ」が、グローバルメディアの注目を集め、熱い話題を提供している。その中でパク・ウンビンの演技姿勢が際立った。
今回の作品で「チョン・セオク」役を務め、強烈な演技を展開している俳優パク・ウンビンは、アメリカの有力メディア「フォーブス」との独占インタビューを行い、キャラクターと作品に対する真摯な感想を伝えた。
パク・ウンビンは「俳優として新しい人物に出会い、人生の深さを理解することは常に興味深い作業だ」と述べ、「台本を読みながら『セオク』が持つ主な感情は何か、どのような心で動いているのかを多角的に理解しようと努力し、反社会性人格障害(ASPD)の特徴を参考にした」とキャラクターを生み出した秘話を語った。
また、「100%理解しにくい人物に没入し、もっと知りたいと思わせることが目標だった」と複雑な内面を持つキャラクターにアプローチした方法を説明した。
さらにパク・ウンビンは「ハイパーナイフ」の魅力ポイントについて「師匠と弟子の言葉では表現しきれない微妙な関係性と、激しく行き交う心理が面白いポイントだった。韓国社会では見たことのない師弟関係をお見せできるという期待が大きかった」と、独特な人物たちの関係性を描く作品の魅力について語った。
最後に「世界中の視聴者の皆さんが同じコンテンツを見て、さまざまな話を共有できる世界に感謝している。このような貴重な経験を集めて、次に向かう糧にしたい」とグローバルファンに感謝の意を表した。
「ハイパーナイフ」は、かつて期待された天才医師「セオク」が、自身を奈落に落とした師匠「ドクヒ」と再会し、繰り広げる激しい対立を描いたメディカルスリラーで、9日に最終回が公開される。
[ジ・スンフン スタートゥデイ記者]