NewJeansのハニの不法滞在通報に関連して、ソウル出入国調査課が口を開いた。
法務省ソウル出入国外国人庁調査課(以下、ソウル出入国)は10日、ハニの不法滞在通報に対して「当事者間の雇用関係が整理され次第、それに応じた措置を講じる予定」との回答を残した。
以前、匿名の市民が国民申告を通じてオーストラリア・ベトナムの二重国籍を持つハニを不法滞在者として通報した。ハニはアドアとの契約によりビザを発給されていたが、昨年11月の記者会見で29日をもってアドアとの専属契約解除を宣言した。
その後、ハニが専属契約解除を主張した日から15日後の13日までに外国人登録証を返却し韓国を離れなければならなかったという主張が提起された。実際、海外国籍で国内で活動するためには、大衆文化芸術企画業として登録された企画会社と専属契約を結ぶ必要があり、そのためには企画会社の保証が必要である。
これに関連して、ソウル出入国側は「通報を通じて第三者である特定外国人の出入国管理法違反の有無などの個人的な詳細についてお答えすることは難しい」とし、「出入国外国人関係機関では『E-6ビザ』の滞在資格で滞在する外国人芸能人の場合、国内所属事務所との雇用契約などを基に国内滞在資格、滞在期間などを決定している」と説明した。
E-6ビザは一般的に1年ごとに付与され、所属事務所が毎年更新する形で、アドアを通じて発給されたハニのビザは今年初めに期限が来ると知られている。
ハニのビザの期限切れに多くの人々の関心が集まる理由は、メンバーたちが主張するようにアドアとの契約が解除されると、前述のように雇用契約を優先とする芸術興行ビザE-6は発給されないからである。
アドアの助けを借りずにビザを取得するには新しい所属事務所を見つけなければならないが、アドアがソウル中央地方裁判所に「専属契約有効確認の訴え」を提起したため、これも容易ではない状況である。ハニが「アドアとの契約解除」を主張し独自の行動に出ているため、ハニを「不法滞在」と見る人々も少なくない。
これに対し、アドア側は「NewJeansとの専属契約は依然として有効であるため、手続きに従ってビザ延長のための書類を準備中」と公式見解を明らかにした。
[キム・ビンナ MKスポーツ記者]