俳優イ・ユンヒが11日に突然この世を去った中、所属事務所は「大きな喪失として迫ってくる」と故人を追悼した。
11日、ボムエンターテインメントはSNSを通じて「イ・ユンヒさんの悲しい訃報をお伝えすることになり、重い心情です」とし、「突然の訃報により深い悲しみに沈んでいる遺族の皆様と、イ・ユンヒ俳優を愛し、惜しみ、共に悲しんでくださるすべての方々に心からお悔やみの言葉をお伝えします」と明らかにした。
続けて「イ・ユンヒさんは俳優として長い間大衆文化に貢献し、多くの人々に愛されてきた貴重な方」とし、「彼の不在は私たち全員にとって大きな喪失として迫ってきます」との思いを表した。
所属事務所はその上で「イ・ユンヒさんは多数の作品を通じて大衆に心のこもった演技と温かい感動を提供してきました」とし、「温かい記憶と業績を長く大切にし、彼の人生と価値を称えるために最善を尽くします」と付け加えた。
1960年生まれの故人は1985年に演劇『国物があります』で演技生活を始め、2007年の映画『ミリャン』で「カン長老」役として本格的に注目を集めた。
その後、『アブの王』(2012)、『極秘捜査』(2015)、『特別市民』(2017)、『ハロドン線』(2022)などの映画で助演として活躍した。また、『救ってください2』(2019)、『ブラックドッグ』(2019)、『コンビニの星』(2020)、『模範タクシー』(2021)、『十指一反』(2020)、『殺人者のショッピングリスト』(2022)、『盗賊、刀の音』(2023)、『先山』(2024)、『世作、魅了された者たち』(2024)などの大作で個性的な演技で作品に活力を与えた。
遺体はウルサン病院の葬儀場に設けられた。葬儀は13日午前8時に行われ、埋葬地はウルサン天空公園である。