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「片方は真っ赤で、もう片方は青い」ナ・フナ、最後のステージでも政治界を厳しく批判

HAN Hyunjung
入力 : 
2025-01-13 07:50:22
ナ・フナ。写真|イェアラ イェソリ
ナ・フナ。写真|イェアラ イェソリ

「選挙の時を見ると、片方は真っ赤で、もう片方は青くて、狂ったことをしている。東西の和合が必要なのに…」

歌手ナ・フナ(78)は、最後のコンサートステージでも政治界に対して遠慮なく一言を放った。

ナ・フナは12日、ソウル・ソンパ区のオリンピック公園KSPOドーム(体操競技場)で行われた「ラストコンサート - ありがとうございました!」の最後の回で、「選挙の時を見ると、片方は真っ赤で、もう片方は青くて、狂ったことをしている」と述べた。

彼は「1年だけ私に時間をくれれば、慶尚道出身は全羅道で、全羅道出身は慶尚道で国会議員に出るように法律で決めさせる」と言い、「東西の和合が必要だ。後世にこんな国を残してはいけない」と強調した。

以前、ナ・フナは10日の公演でも「今、私たちの頭上に爆弾が落ちてもおかしくない国が韓国だ」とし、「テレビでは軍人たちが全員捕まっていて、ある軍人は泣き崩れている。ここに私たちの命を任せるなんて、笑わせるじゃないか」と批判した。

また、自分の「左腕」を指しながら「お前はうまくやったのか」と言い、「私の母は兄弟がどんな理由があっても争ってはいけないと言った。今の様子が本当に国家のためにやっていることなのか、問いただしたい」と一喝した。

この発言は政治界にも波紋を呼んだ。キム・ウォニン共に民主党議員は自身のSNSに「本当に面白い奴だ」とし、「一生その多くの愛を受けながらも世の中のことに目を閉じ口を閉じて生きていたなら、行く時も口を閉じてそのまま行けばいいのに、何の干渉なのか」と不快感を示した。

ナ・フナはこれを意識したように「皆さん(観客)が私に何か言ったら『そうです』と認めるが、あいつら(政治界)が何を言うのは絶対に許せない」と言い、譲らない姿勢を見せた。

さらに「左側が右側を見て間違ったと言っている。だから私が『お前はうまくやったのか!』と言った」とし、「これはどういう意味か、‘そう(右側も)あまりうまくやっていない’という話だ。しかし『お前はうまくやったのか』という話で、これでまた文句を言っている」と再び批判した。

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