『星たちに聞いてみて』でイ・ミンホとコン・ヒョジンが衝撃的な宇宙ベッドシーンで新たなベッドシーンの幕を開けた。
先日26日に放送されたtvNの土日ドラマ『星たちに聞いてみて』(脚本:ソ・スクヒャン、演出:パク・シヌ)では、コン・ヒョジンとイ・ミンホが宇宙で生死の危機に直面しながら深い愛を交わした。
この日、宇宙に孤立した恐竜(イ・ミンホ役)を救うため、キャプテン・イブ・キム(コン・ヒョジン役)は破片の雲が戻ってくる状況にもかかわらず、宇宙服を着て宇宙人輸送船から脱出した。これを見守っていた恐竜は戻るよう叫んだが、イブ・キムは恐竜のいる場所に戻ってきた。
互いの無事を確認した二人はしっかりと抱き合い、安堵の涙を流した。特に危機の中でついに自分の気持ちが恐竜に向かっていることに気づいたイブ・キムは、「(恋愛)しましょう、私たち、地球で」と恐竜の告白を受け入れ、口づけを交わした。
しかし、恐竜とイブ・キムは結局宇宙ステーションに閉じ込められ、イブ・キムは電力を節約するために生命維持装置を除くすべての機械の電源を切り、その隙に恐竜はいつの間にかモルラに成長した受精卵を密かに持ち出した。
その間、温度低下で全身が冷たくなった二人は防寒テントで互いにしっかりと抱き合い、寒さを耐えた。恐竜はイブ・キムに宇宙に来た目的が人間の人工授精のためであり、こうして成功した受精卵がモルラになったと告白し、イブ・キムは「怒る気力もない」と答えた。怒るだろうという恐竜の予想とは裏腹に、イブ・キムはモルラを人間と呼び、「健康に生まれてほしい」と言い、恐竜の心を打った。
死を目前にしても感情が高まる二人。イブ・キムは「脱げばもっと暖かい」と言い、恐竜は「人間は凍えてもいい、死ぬ前に」と近づいた。
この日のベッドシーンはさまざまなコンピュータグラフィックス(CG)技術を駆使し、華やかな背景で目を引いた。500億ウォンの制作費の行方が少しでも確認された瞬間だった。
それにもかかわらず、この日放送された『星たちに聞いてみて』の視聴率は2.2%(ニールセンコリアケーブル全国基準)にとどまり、反転の機会を作ることはできなかった。
ロマンス作品の場合、男女主演俳優のときめきが視聴者に伝わらなければ成功しないが、イ・ミンホとコン・ヒョジンの間には依然としてそのようなケミとときめきが見えない。二人の演技の前に没入できないストーリーラインの問題がより大きいという指摘も出ている。
2025年のホームドラマ最高期待作の一つだった『星たちに聞いてみて』は、いつの間にか16話の半分が放送されたが、再生の兆しは見えない。