
ポン・ジュノ監督が俳優故(故)イ・ソンギュンに言及し涙を見せた。
先日18日に放送されたMBCの時事教養番組「ソン・ソクヒの質問たち」にはポン・ジュノ監督が出演した。
この日、ポン・ジュノ監督は映画「パラサイト」で共に作業したイ・ソンギュンについて「一緒に仕事をした方で、いろいろな思い出が交差する」とし、「誰が何と言おうと良い人だった。良い俳優だった」と愛情を表現した。
2023年12月、イ・ソンギュンは麻薬投与の疑いに関連する警察の捜査中にこの世を去った。これに対し、2024年1月29の文化芸術関連団体を中心に結成された「文化芸術人連帯会議」は「故イ・ソンギュン俳優の死に直面する文化芸術人たちの要求」という声明を発表した。ポン・ジュノ監督は声明発表時の記者会見を通じて「故人の捜査に関する内部情報が最初に漏れた時点から死亡に至るまでの2ヶ月余りの期間、警察の捜査の機密に一切の問題がなかったのか、関係者の徹底した真相究明を促す」と述べ、真相究明と再発防止策を求めた。
ポン・ジュノ監督は声明発表について「一緒に働いた仲間として当然するべきことだった」としながらも、「同時にもっと早くできなかったことに対する申し訳なさと恥ずかしさもあった」と説明した。
また「そんな不幸な状況が来る前に、もっと早くできなかったのかという自己嫌悪があった」と涙を見せた。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]