
妊娠中の女優キム・ミニがホン・サンス監督と共に第75回ベルリン国際映画祭に出席するために出国した。
仏教放送BBSは19日、仁川国際空港で二人がドイツ・ミュンヘン行きの飛行機に搭乗するための出国手続きを行う姿を捉えて報道した。
キム・ミニは長いコートの間から膨らんだお腹が注目を集め、サングラスとマスクで顔を隠した姿だった。
ホン・サンス監督は6年連続でこの映画祭に招待された。新作『その自然が君に何と言っているのか』は競争部門に進出し、20日(現地時間)から上映される。この場で二人が共に姿を現すかどうかにも注目が集まっている。先月13日(現地時間)に行われた開幕式のレッドカーペットには姿を現さなかった。
『その自然が君に何と言っているのか』は30代の詩人ドンファが彼の恋人ジュンヒの家に偶然訪れることから起こる出来事を描いている。ホン・サンス監督の前作に多く出演してきたハ・ソングク、クォン・ヘヒョ、チョ・ユンヒなどが参加した。キム・ミニはこの映画の制作実行者として参加した。キム・ミニは今春に出産予定であることが知られている。
以前、ホン・サンス監督は1997年のデビュー作『豚が井戸に落ちた日』でベルリンの舞台に立った後、合計12本の作品をこの映画祭で上映した。2020年からは6年連続で招待され、『夜の海辺で一人』(キム・ミニ主演女優賞)、『逃げた女』(監督賞)、『イントロダクション』(脚本賞)、『小説家の映画』・『旅行者の必要』(審査員大賞)の栄誉を手にした。