
‘最強野球’のチャン・シウォンPDがJTBCが提起した制作費過剰請求の疑惑を真っ向から反論した。
11日、チャン・シウォンPDはJTBC側が「スタジオシウォン(C1)の制作費過剰請求により次のシーズンから共にできない」という趣旨の声明を発表したことに関連して、「事実関係に対する深刻な歪曲であり、C1とチャン・シウォンPDに対する容認できない名誉毀損的な疑惑の提起だ」と反発した。
チャン・シウォンPD側は「JTBCも1回の試合を2つに分けて放送することにより、各編ごとに広告収益が発生する。JTBCは編ごとの広告収益を得るのに対し、C1は試合ごとに制作費を受け取るべきだというのはその趣旨を理解しがたい」とし、「典型的な内輪の理屈であり、自分の都合の良いように解釈している」と指摘した。
また、「C1とJTBC間の制作契約は制作費の事後請求または実費精算の条件ではないため、『過剰請求』は構造的にあり得ない」と説明し、「むしろJTBCは最強野球の観戦収益および関連売上について2年間収益分配を行っておらず、シーズン3(2024)にはJTBCに発生した総収益規模に関する情報さえ提供を拒否している」と反論した。
さらに、チャン・シウォンPDはJTBCが「C1に支払われた制作費が適切に使用されているか確認するために制作費の執行明細と証拠を要求したが、C1はその資料を公開していない」と主張したことについても、「C1は2022年2月25日に設立されて以来、2024年末までJTBCの外部監査のために外部監査法に基づく要求された財務情報をすべて提供してきた」とし、「その過程で問題は全く提起されていなかった」と主張した。
先月25日、JTBCは公式インスタグラムに「最強野球トライアウトキャンセルのお知らせ」という告知文を掲載し、「JTBCは『最強野球』の新シーズン再開に先立ち、整備期間を持ち新たに装飾する計画であり、それに伴い3月初めに予定されていたトライアウトはキャンセルされた」と告知した。
しかし、チャンPDは自身のSNSに「現在ストーブリーグは順調に進行中であり、3月初めに予定されているトライアウトも計画通りに進める」とし、「『最強野球』は視聴者とファンのものであるため、私は視聴者とファンとの約束を守るために最善を尽くす」と相反する立場を表明した。