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『ポクッサク ソッカスダ』 驚くべき ヨム・ヘラン[MKスタ]

YANG Soyeong
入力 : 
2025-03-28 13:57:36
ヨム・ヘラン。写真|スタートゥデイDB
ヨム・ヘラン。写真|スタートゥデイDB

驚くべき千の顔を持つ。女優ヨム・ヘランが『ポクッサク ソッカスダ』で世界中のエスンを泣かせた。

Netflixシリーズ『ポクッサク ソッカスダ』は、済州島で生まれた「やんちゃな反抗児」エスン(IU役)と「バカな鉄」クァンシク(パク・ボゴム役)の冒険に満ちた人生を四季を通じて描いた作品だ。初公開後、「涙が止まらない」という反応を得て視聴者から高評価を得ている。

その高評価の中心には、1話から視聴者の涙腺を刺激したヨム・ヘランがいる。ヨム・ヘランは劇中でエスンの母、チョン・クァンリ役を務め、没入感を高めた。

初めての夫を手放した後、娘エスンを残して再婚したクァンリの生活は楽ではなかった。遊び人のような二番目の夫に生計を支えられたクァンリは、海女としてアワビを採り、木を切って荷車を引く厳しい日々を送っている。義実家に置いていかざるを得なかった娘エスンはいつも心に引っかかる。山を越えて自分を訪ねてきて、アワビを買って母の一日を買いたい、荷車を一緒に引きたいという娘エスンのためなら何でもできる母だ。そんな娘を置いて死ぬという事実を知ったときはどうだろう。その切実さと愛おしさ、その時代の母の生活と顔がヨム・ヘランと出会い、輝きを放った。

『ポクッサク ソッカスダ』 ヨム・ヘラン。写真|Netflix
『ポクッサク ソッカスダ』 ヨム・ヘラン。写真|Netflix

海女の厳しい生活も、娘にすべてを捧げる母の生活も、ヨム・ヘランの顔と目の輝きのおかげで生き生きと蘇った。出番は多くないが、登場するたびに観客の涙を引き出す「号泣ボタン」ヨム・ヘランの熟練した演技は感嘆を呼ぶに十分だった。セリフ一言で、深い眼差しでクァンリの心を切実に伝えた。

ドラマ『ディア・マイ・フレンズ』、『鬼』、『ドンベクの花が咲く頃』、『驚くべき噂』、映画『アイ・キャン・スピーク』、『証人』、『国家の破産の日』、『ガル・カップス』など、毎作品新しい顔を見せてきたヨム・ヘランは今回も例外なく作品の中のキャラクターに完璧に変身した。他の誰も思い出させない、クァンリそのもので変身し「信じて見る俳優」の存在感を再び証明した。

『ポクッサク ソッカスダ』の始まりにクァンリがあり、世界中のエスンを泣かせた千の顔ヨム・ヘランが次にどんな作品で新しい顔を見せるのか期待が高まる。

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