俳優キム・スヒョンが故キム・セロンとの未成年者交際疑惑が浮上してから21日ぶりに直接立場を発表する。
キム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストは30日、「最近の出来事によりご心配をおかけして申し訳ありません。これに記者の皆様に直接お会いしてお話ししたいと思い、席を設けました」とし、31日午後ソウル麻浦区スタンフォードホテルで記者会見を行うと緊急通知した。
記者会見にはキム・スヒョンと所属事務所の法律代理人LKビアンパートナーズのキム・ジョンボク弁護士が出席し、立場を発表する。しかし、立場発表後に別途質疑応答は行われない。
キム・スヒョンが説明しなければならない論争は、▲未成年者だったキム・セロンと交際していたのか、▲2回にわたりキム・セロンに内容証明を送った理由、▲映画『リアル』で故ソルリに露出シーンを強要したかどうかなどである。
キム・スヒョンとキム・セロン側が主張する交際期間は互いに異なる。キム・セロンの遺族側は2015年から2021年までの6年間交際していたと主張している。2000年生まれのキム・セロンが15歳、1988年生まれのキム・スヒョンが27歳の時に交際を始めたという。しかし、キム・スヒョン側はキム・セロンが成人になった2019年から2020年まで交際していたと説明した。
当初昨年初めて熱愛説が浮上した際、キム・スヒョン側は「虚偽の事実」として否定していた。このような中、証拠が出てくると「キム・セロンが成人になった後2年間交際した」と立場を翻した。最近、遺族が証拠公開と暴露を続ける中、キム・セロンが未成年者だった時期に交際していたと見られる方向に世論が傾いている状況である。
キム・セロンは飲酒運転事故後、Netflixドラマ『狩猟犬たち』に関連する違約金として7億ウォンを支払わなければならなかった。この金額を代わりに弁済したゴールドメダリストは昨年3月、キム・セロンに内容証明を送付した。
キム・セロンはキム・スヒョンにメッセージを送り、徐々に返済すると訴えたが返事はなく、所属事務所側は2回目の内容証明を送った。所属事務所側は所属事務所の役員の業務上横領罪が成立することを懸念した措置だと説明したが、遺族側は内容証明を受け取った後、キム・セロンが極度に不安になったと主張した。
最近、ソルリの実兄A氏が疑惑を提起し、映画『リアル』に関する疑惑も浮上した。A氏は「（2019年ソルリの葬儀で）スタッフや俳優の証言で知った。ソルリとキム・スヒョンのベッドシーンが元々脚本に具体化されていなかったと聞いたが、これに対するキム・スヒョンの立場を聞きたい」と回答を促す投稿をした。
これに加えてA氏は『リアル』撮影時にソルリの裸体シーンを撮影するスタント俳優がいたにもかかわらず、なぜソルリを説得してベッドシーンと裸体シーンを強要したのか、撮影現場にスタント俳優がいたにもかかわらず（ソルリに）スタント俳優が病気で来られなかったと言ったのが正しいのかなどの質問も投げかけた。
論争後、キム・スヒョンが初めて直接口を開く中、果たして疑惑に対してどのような説明をするのか注目される。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]
