
放送人パク・スホンの出演料や個人資産など数十億ウォンを横領した疑いで裁判にかけられた兄夫婦に対する控訴審弁論期日が開かれる。
11日午後、ソウル西部地方裁判所民事合意12部では、特定経済犯罪加重処罰法上の横領疑惑で起訴されたパク氏とイ氏に対する公判が開かれる。
兄夫婦は2011年から2021年まで弟のマネジメントを担当し、エンターテインメント会社ラエルとメディアブームの会社の資金やパク・スホンの個人資金など数十億ウォンを横領した疑いを受けている。
1審裁判所は、マネジメントラエルで7億2000万ウォン、メディアブームで13億6000万ウォンを横領したことを有罪と判断し、弟の個人資産を横領したという疑いは無罪と見なした。兄のパク氏には懲役2年を言い渡したが、義姉のイ氏については会社運営に積極的に関与していないと見て共犯の証明が難しいとして無罪判決を下した。これに対し、パク・スホンの兄側と検察は共に不服を申し立て控訴した。
昨年7月、パク・スホンは控訴審公判に証人として出廷し、「1審判決を見て横領が脱税のために限られ、個人横領が無罪になるなどの結果に愕然とし、悔しさを感じた」と述べ、「とても悔しかったのは、売上100%を私が出したことだ。他の所属事務所に行くこともできたが、家族だから信頼し、愛していた」と訴えた。
また、「私が無知だったことも間違いだが、蓋を開けてみると死にたくなるほど惨酷だった」とも付け加えた。
一方、義姉のイ氏はパク・スホンを中傷する目的でカカオトークのグループチャットで「放送出演時に女性と同棲していた」という虚偽の事実を含むメッセージを送信した疑い(名誉毀損)で裁判にかけられ、昨年12月に罰金1200万ウォンを言い渡された。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]