
放送人パク・ナレの自宅盗難事件の犯人が逮捕された中、ペ・サンフンプロファイラーは家を公開するバラエティ番組が犯罪のリスクを高めると指摘した。
15日に放送されたYTNラジオ「賢いラジオ生活」に出演したペ・サンフンプロファイラーは、最近発生したパク・ナレ自宅盗難事件の真犯人について「芸能人だけを主に狙う専門的な犯人のようだ」と分析した。
続けて逮捕された犯人が「パク・ナレの家だとは知らなかった」と主張することについては「知らないはずがない。常識的に考えておかしい」とし、「前科のある犯罪者だ。裁判で有利な量刑を受けるために言っている」と説明した。
放送人パク・ナレはMBCのバラエティ番組「ナホンサン」を通じて自分の日常を公開している。2021年にソウルの龍山区イテウォンドに位置する一戸建てを約55億ウォンで購入し、居住しており、この家の内部や日常生活を放送で何度も披露して話題を呼んだ。ペ・サンフンは「家を公開する番組があるではないか。(過去には)自分の家よりも所属事務所が用意した別の家を公開するのが一般的な慣例だったと聞いている。しかしこの番組は自分が実際に住んでいる家を公開する。それは非常に危険なことだ」と指摘した。
続けて「専門の泥棒たちはその数シーンだけ見てもどのようなセキュリティ施設があるのかすぐに分かる。番組を制作する人たちや所属事務所にも責任がある部分が明確にある」とし、「パク・ナレさん自身が危険だった。そのように放送してはいけなかった」と強調した。
ペ・サンフンはまたアメリカの事例を挙げ、「アメリカのハリウッドのようなところでも有名人の家に(泥棒が)侵入して(家主に)出会うと拳銃を撃ったり、持っている武器で傷を負わせたりすることがある。このような場合もあり得る。パク・ナレや家族、知人が(泥棒の侵入時に)家にいる可能性もあるので非常に危険だ」と付け加えた。
ペ・サンフンはさらに「専門的に狙う犯罪者がいることを直視し、セキュリティコンサルティングを受けて備えなければならない。番組が良いからといって公開することには反作用がある。制限された線は守らなければならない」と備えを呼びかけた。
パク・ナレは先月4日に自宅で高価な物品を盗まれ、7日にこれを認識し、8日に警察に通報した。犯人は盗難前科のある30代男性A氏で、10日に警察に逮捕され、拘束捜査中である。A氏は共犯なしで外部から侵入して犯行を行い、パク・ナレの家から盗んだ金品を売りさばいていたことが調査で明らかになった。警察はA氏の余罪を調査した後、来週検察に送致する計画だ。
[キム・ソヨン スタートゥデイ記者]