新年の初めに縮こまっていた映画館が再び活気を取り戻す。27日に臨時休暇が指定されることにより、旧正月休暇がなんと6日間に延び、大ヒットへの期待感が高まっている。
1月の新年映画館には久しぶりに多彩なラインナップが形成される。クォン・サンウ主演の『ヒットマン2』から、ソン・ヘギョの『黒い修道女たち』、ド・ギョンス主演のファンタジーメロドラマ『言えない秘密』まで。
まず、22日に公開される『ヒットマン2』は、クォン・サンウを中心にチョン・ジュノ、イ・イギョン、ファン・ウスルヘなどのコメディの達人たちが集結したヒューマンコメディアクション作品だ。大ヒットした作家から一瞬にして「脳絶作家」に転落した「ジュン」（クォン・サンウ役）が、野心を持って発表した新作ウェブトゥーンを模倣したテロが発生し、一夜にして犯人にされる様子を描いている。
前作が心地よくも中毒性のある笑いと、特別なチームワークで期待以上の活躍を見せたため、「兄より優れた弟」を期待させる。
27日には『黒い神父たち』の続編であり、ソン・ヘギョの初のオカルト挑戦作『黒い修道女たち』が公開される。強力な悪霊に取り憑かれた少年を救うために禁じられた儀式に挑む人々の物語を描いたミステリーオカルトドラマで、ソン・ヘギョ、チョン・ヨビン、ハン・ドンヒなどの新たな変身が期待される俳優たちの組み合わせ、斬新な素材と予測不可能な展開で高い没入感を提供し、観客の高い関心を集めている。
その翌日、28日にはド・ギョンスとウォン・ジナの美しいファンタジーメロドラマ『言えない秘密』が公開され、1月の最後を叙情的な甘さで飾る。原作は同名のレジェンドファンタジーロマンスで、時間の秘密が隠されたキャンパスの練習室でユジュンとジョンアが偶然出会うことで始まる、奇跡のような魔法の瞬間を描いている。
この他にも故ソン・ジェリムの遺作『暴落』（1月15日公開）、故キム・スミの遺作『鬼神警察』（1月24日公開）などがある。『ロード・オブ・ザ・リング』の世界観を持つアニメブロックバスター『ロード・オブ・ザ・リング：ロヒリムの戦争』も1月25日に公開される。
ホラー、コメディ、ロマンスなど多様なジャンルの韓国の新作が公開され、ブロックバスターの海外アニメや既存作品の興行力も残っているため、久しぶりに名節特需を享受できる見込みだ。
