映画『鬼神警察』の制作陣が故キム・スミへの思いを表した。
12日、『鬼神警察』の配給会社J&Cメディアグループは故キム・スミの追悼映像を公開した。『鬼神警察』は昨年10月25日に75歳でこの世を去った故キム・スミの遺作である。
映画は、思いがけない災難に見舞われた後、ささいな能力を持つことになった警察官が彼の家族と予期しない事件に巻き込まれるファミリーコメディである。
追悼映像は、以前のバラエティ番組『家事夫一体』でキム・スミが直接言及した「キム・スミを覚える方法」について話すところから始まる。続いて、シン・ヒョンジュンとチョン・ジュノをはじめとする『鬼神警察』の俳優やスタッフがスケッチブックに書いたメッセージが公開される。
映画『裸足のキボン』や『家門の栄光』シリーズを共にし、故人と実際の母子関係以上の親密さを保ってきたシン・ヒョンジュンは、「不足している息子をいつも愛してくださり、温かく包んでくださった恩恵を忘れずに生きていきます」と切ない思いを伝えた。
その後の映像には、ドラマ『全員日記』から『鬼神警察』まで、生前のキム・スミの出演作が順に登場する。特に最後には『鬼神警察』の撮影時にキム・スミがシン・ヒョンジュン、チェ・シヨンと撮った短い公開挨拶映像が含まれており、観客の心を打つ。
この日公開された追悼映像は、13日午後にソウル・龍山区のCGV用山アイパークモールで行われる『鬼神警察』のメディア配給試写会および家族試写会などでも上映される。制作陣はこの場で故人を追悼する時間を持つ予定である。
24日に公開予定。