ハイブ傘下のレーベルビリーフラップ、ソースミュージックがミンヒジン前アドア代表を相手に提起した損害賠償訴訟が始まる。
ソウル西部地裁第12民事部は10日、アイリット所属のビリーフラップ、ルセラフィム所属のソースミュージックがミンヒジンを相手に提起した損害賠償訴訟の初弁論期日を開く。訴訟規模はそれぞれ200億ウォン、50億ウォンに達することが知られている。
ビリーフラップは昨年5月、ミンヒジンを相手に名誉毀損および業務妨害の疑いで被った被害に対する損害を賠償するよう求める訴訟を提起した。これに先立ち、ミンヒジンはアイリットがアドア所属のガールズグループニュージンズのコンセプトを模倣したと何度も主張していた。
同年7月にはソースミュージックがミンヒジンを相手に訴訟を起こした。
ミンヒジンは4月に行った記者会見で、ソースミュージックがニュージンズのメンバーを放置したと発言し、ルセラフィムがニュージンズより先にデビューしたことについても問題を提起した。ソースミュージックはこのようなミンヒジンの発言によりルセラフィムが極度の悪評被害を受けたとし、訴状を提出した。
これに対し、ミンヒジンはビリーフラップのキム・テホ代表などを情報通信網法上の名誉毀損などの疑いで告訴し、ビリーフラップに50億ウォンの損害賠償を請求する訴訟を提起し、反撃に出た。
一方、ミンヒジンは昨年4月からハイブと対立を抱えている。ハイブは当時アドア代表だったミンヒジンを先頭にした経営陣が「経営権奪取」を試みているとし、監査に着手した。これに対し、ミンヒジンは自分がアイリットの「ニュージンズコピー」問題を提起したところ、報復を受けていると主張した。
ハイブ側の人事で構成されたアドアの理事会は同年8月、ミンヒジンを代表職から解任し、ニュージンズのメンバーの公開支持にもかかわらずミンヒジンの復帰は挫折した。結局、ミンヒジンは11月にアドアの社内取締役職を辞任し、ハイブとの完全な決別を宣言した。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]