
所属事務所アドアと専属契約の争いをしているグループニュージンズが、裁判所の独自活動禁止決定に不服を申し立てた異議申立て審問が15分で終了した。
ソウル中央地裁民事合意50部(裁判長キム・サンフン首席部長判事)は9日午後、ニュージンズが裁判所の企画会社地位保全及び広告契約締結等禁止仮処分の決定に不服を申し立てた異議申立て審問期日を開いた。
この日の審問はニュージンズのメンバー側の要請により非公開で約15分間行われた。ニュージンズのメンバーは法廷に姿を現さず、両側の代理人のみが出席した。
両側の代理人は審問を終えた後、取材陣の質問に特に答えずにその場を離れた。裁判所は近くこの事件に関して決定を下す見込みだ。
ニュージンズとアドアは昨年11月から専属契約の争いを続けている。ニュージンズは昨年11月29日付でアドアに専属契約解除を通知し、独自活動に入る意向を示した。
するとアドアは「一方的に信頼が壊れたと主張したからといって解除理由にはならない」として、裁判所に専属契約有効確認訴訟を提起した。また、メンバーの独自活動を阻止するための仮処分申請も行った。
裁判所は3月21日、アドアが提出した企画会社地位保全及び広告契約締結等禁止仮処分について「全て認容」の決定を下し、アドアの手を挙げた。
裁判所の判断により、ニュージンズは本案訴訟の1審結果が出るまでアドアの事前承認や同意なしに独自活動を行うことができなくなった。
ニュージンズは仮処分認容当日に裁判所に異議申立書を提出し、2日後に行われた香港のステージで活動中断を宣言した。
仮処分を申請した当事者は却下された場合、不服を申し立てて2審に即時控訴することができる。しかし、反対側の相手方は異議を申し立てて受け入れられなかった場合に控訴することができる。つまり、アドアが提起した仮処分が受け入れられた状況で、ニュージンズ側は異議申立てをして受け入れられなければ2審に控訴する手続きを踏むことになる。
[イ・ダギョム スタートゥデイ記者]